Que Sera Sera

Que Sera Sera (ケ・セラ・セラ) 徒然なるままに書き連ねていきます

MacBook Pro 2016 late(タッチバーなし)レビュー

約2年ぶりの更新。

ブログを始めた時の目標は「とにかく続けよう」だったけど、

実際やってみるとやはり難しいものですぐに挫折。

そこから働いている会社の人事異動があって、東京から大阪への引っ越しを経験。

さらに、業務内容の大幅な変化も相まって今日に到るまでブログのことは

頭から遠ざかってしまっていました。

久しぶりにアクセスしてみると、こんな10件程度しか記事のないブログにも

1日平均20PVくらいはアクセスがあることを知り、驚きました。

ペースは遅いかもしれませんが、今日から再び書き始めようかと思います。

 

で、復帰1発目は半年ほど前に購入した

MacBook Pro 2016 late(タッチバーなし)について。

 

これまでは自宅にiMacを所有していた以外にMacは持っていませんでしたが、

本業の業務内容がこれまでの営業系から制作系への異動だったこともあり、

持ち運びのできるMacへの物欲が止められなくなりました。

ちなみに映像制作(取材・構成・編集に至るまで全部…)が業務の中心です。

 

会社ではpremiereでの映像編集がメインなのですが、Adobe creative crowdの

年間使用料を見てこれを個人で支払う気にはなれないな…となった私。

しかし、Final Cut Pro Xくらいの金額ならなんとかなる!

簡単なカット編集とエフェクト作業をFinal Cutで、

本格的な編集とテロップ作業など時間のかかるものはpremiereで、という作戦。

 

あとは書類作成とwebブラウジングがストレス無くできれば良いかなという程度。

そこで目に留まったのがMacBook Pro 2016 late(タッチバーなし)だったのです。

発売されたばかりの最新MacBook Pro。タッチバーは正直あっても使わないだろうなと

直感的に感じていたので、付いていないタイプのものをと考えた時、

一番価格の安いこの筐体が個人的にはどハマりしてしまった形になります。

購入から半年経っていますが、今更ながら簡単な感想を。

 

▼良いと思ったところ

①まず何より、かっこいいという点

カラーはシルバーグレイを購入したのですが、

見た目がもう、かっこよすぎて所有欲を満たしてくれる筐体、最高です。

 

②軽い

これまでのMacBook Proと比較すると持ち運びが苦にならない重量はやはり

購入して良かったなと思わせてくれます。軽い映像編集ができるモバイルPCが

この見た目でこの重さで。やはり軽さは正義。

 

③バッテリー持ちが良い

モバイルPCの最大のネック。それはいつの時代もバッテリー持ちにありました。

このMacBook Pro 2016 late(タッチバーなし)は本当によくバッテリーが持ちます。

他の人のレビューなどを見ると、

どうやらタッチバーありのタイプはそんなに持ちが良くないそうです。

タッチバーに元々魅力を感じていなかった私にとってはこの点でも

こちらを選択して良かったなと思わせてくれたました。

 

④充電がめちゃくちゃ早い

バッテリー関連でいうと付属のACアダプタ経由の充電がとてつもなく早いです。

正確には測ってないですがフル充電まで1時間もかからないんじゃないでしょうか。

 

▼ここはイマイチと思ったところ

 

①USB-Cしかない…

このMacBook Pro 2016 lateにはUSB-Cポートが2つあるだけで、

他は何もないです。普通のUSBも繋がらなければ、SDカードスロットもない、

もちろんHDMIもない、microSDもない、本当に何もないです。

それらのインターフェースで繋ぐためには別途アダプタが必要となります。

何年か経って世の中の主流がUSB-Cになれば、

このデメリットは解消するのかもしれませんが、それまでは我慢ですね。

 

②キーボードがうるさい

今もMacBook Proでこの記事は書いているのですが、

タイピング音が非常にうるさいです。カチャカチャカチャカチャなります。

会議中にタイピングしてるとちょっと注目を集めるかも…ってくらいうるさい。

ちなみに打感は悪くないです。音だけですね。

 

 

こんなところです。

購入価格は当時、価格ドットコムで最安だった135,000円くらいでした。

費用対効果としては私は十分満足しています。買って良かったなと。

 

 

ただ、これから購入を検討されている方は、

既に2017年モデルが発売されていますのでそちらの購入を考えた方が良いです。

SSDの容量が126GBですが、価格はより安くなったものが発売されています。

性能もそっちの方が上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都内の落ち着くスタバ&お得な情報

 

相変わらずスタバ好きで毎日のようにどこかの店舗へ足を運んでいます。

最近行ってみてここは良かった!というお店をご紹介します。

 

今回はスターバックス青山一丁目店

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青山一丁目駅からご覧のとおり徒歩5秒。

ここはなかなか良かったです。

 

1Fはカウンター席がほんの数席。

あぁ、よくあるちょっと狭めの持ち帰りメインの店舗かなぁと思ってたんですが、

2F席はなかなかの広さ、そして窓からは青山の景色、おぉいい感じ。

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何気に降りてみた地下席がこれまた良い。

カウンター席・テーブル席合わせて25席くらいかと思います。

地下ってなんでこんなに落ち着くんでしょう?この感覚って私だけなんでしょうか…

1点だけ注意点が。この店舗の地下はめちゃくちゃ寒いです。

これから先の季節は大丈夫かもしれませんが、気温が低い日は2階席をおススメします。

 

 

2階席はテーブル席・ソファ席・一人用の窓際の席などがあり、

全部で40人分くらいはある広くて余裕のあるフロアです。

午後から3時間くらい資料作りや打ち合わせをしたんですが、

どの時間帯もそんなに混雑してなくて過ごしやすい空間でした。

駅から徒歩5秒くらいの好立地のわりには、本当に空いてました。

 

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先月半ば頃からカップも桜バージョンに。

まだまだ寒い日が続きますが、少し気持ちも温かくなるようなデザインです。

 

★★★

 

さて、最後にお得な情報を。

スターバックスのweb会員、その名も<My Starbucks会員>の方限定で、

週替わりで特定のカスタマイズが無料になるチケットが配布されてます!

今週は【豆乳】へのカスタマイズが無料でした。

ちなみに来週は【ホイップクリーム】の追加カスタマイズが無料とのこと。

キャンペーンは今月末まで継続してくれるみたいなので、

まだの方は<My Starbucks会員>へ登録してみて下さい。

詳細はこちら。


カスタマイズチケット プレゼント|スターバックス コーヒー ジャパン

 

 

 それではー。

読んで終わり、にしない読書の作法

どうにも偉そうなタイトルの記事です。

先に言っておきますが、そんなに大したことは書いてません。

まずは私自身の読書遍歴について。

 

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★★★

<私の読書遍歴>

大学生になるまで学校の教科書を除くと、

週刊少年ジャンプ以外の本は読んだことがありませんでした。

大学時代は時間が余るほどあったこともあり、小説を中心に本を読むように。

王道の村上春樹さん、その同性の村上龍さんといった作家さんはほぼ全作読み、

他にも名前を聞いたことのある作家さんの作品を、時間を埋めるように読んでました。

 

社会人になると小説はほとんど読まなくなり、

新社会人にありがちな自己啓発本、経済関連本、投資関連本などなど、

実生活にダイレクトに活かせる(活かせそうと勝手に思っている)本を読むように。

今もその傾向は続いています。

 

★★★

<小説の読み方って?>

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小説の読み方と、実用書の読み方、これって一緒じゃダメだと思うんです。

小説って物語だからさらさらーっと読んでも、真剣に集中して読んでも良いと思う。

どう読もうが、そこで自分が感じたことが全てだと思うんです。

先週のNHK【SWITCH】でも西加奈子さんが似たようなことを言ってました。

『小説って世に出した瞬間に、読者のもの、なんだと思う』(西加奈子さん)

うろ覚えですがたしかそう仰ってました。

まさに、そうだと思う。読者それぞれが描く主人公像があって当然だし、

主人公の言動をどう感じるかはそれぞれの読者次第だと思います。

 

ちなみに西加奈子さんの『サラバ』は必読です。

感想書くと長くなるんでここでは控えます。

サラバ! 上

サラバ! 上

 

 

 

サラバ! 下

サラバ! 下

 

 

 

★★★

<実用書の読み方って?>

前置きが長くなりましたが、今回主題にしたいのはこの部分です。

まず、私たちは大多数が【天才】じゃない。

1回だけ本をざっと読む、ただそれだけで本に書いてあること全てを理解し、

自分の知識として頭に格納できる天才的な人間はおそらくそうはいません。

少なくとも私は違います。

 

<ダメな読み方>

 

1回ざっと通しで読む。 ⇒ あー、為になったなぁ。 ⇒ 以上終了。

これでは本に書いてあるほんの少しの内容しか頭には残らない。

場合によって何一つ残らない。

本を読んだ時間と購入にかけた費用を浪費するだけです。

ほとんどの人ってこういう状態だと思うんです。(違ってたらごめんなさい。)

じゃあどうすれば良いんでしょう??

 

<意味のある読み方>

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少なくとも2回は読まなきゃいけない。

そして以下のことをワードでもノートでもなんでも良いから書き残すことが大事。

 

・新しく知ったこと

・これは覚えておきたいと思ったこと

・自分の頭の中で考察したこと、

・とにかく、おっこれは!と思ったこと。 

 

<なぜ2回読むのか?>

 

1回目はその本の構成も、主張したいことも、もちろん結末も、

何も知らないまま読むことになる。

そんな状態でイチイチ読書を止めて色々メモるのは非効率だし、

そもそも本を読むこと自体があんまり楽しくなくなる。そうなると長続きしない。

どういうことかと言うと、、、

1回目は頭の中でざっくり理解しながらとにかく読み進める。

2回目はもう先に出てくる話の内容、方向性、主張が分かっているので、

そうそう、1回目読んだとき、この部分に感銘を受けたんだった、

この部分は知らなかった、この部分について私はこう思うなぁ、

というのをメモしていく。って流れです。

 

<なぜ書き残すのか?>

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頭の中でどれだけ【いやぁ、この本はすごかった】とか、

【この主張は目新しいものだった】とか思ってても、

それはせいぜいその本を読んで1週間くらいの話なんです。

書くこと、書き起こすことでその寿命はかなり延びます。

寿命が延びるだけではなく、

書いたものを折を見て見返すことでまた記憶を呼び戻すことができる。

なんせ自分の言葉で自分の文字で書いてあるんだから、

他の誰が書いた文章よりも自分の頭にストレートにダイレクトに響くはずです。

 

<応用編>

もっと効果的なのはその書き起こした文書を書評として、

ブログにでも載せてみることかと思います。

同じ本を読んだ方から意見をもらえたらこれは儲けものです。

自分と同じ意見でも真っ向から反対する意見でも大切な財産になります。

その意見のやり取り次第では、自分のその本への感想が変わるかもしれないし、

自分の思いをより強いものとして再認識できるかもしれない。

いずれにせよ、他者の意見をもらうことはプラスな要素でしかないと思います。

 

★★★ 

 

最後に…

こういう読書の仕方は時間がかかります。

でも仕方ないです。本の冊数だけ増やして、私は1年に100冊も読んだ、

と自慢する人は世の中めちゃくちゃいっぱいいます。

でもそういう人の中に100冊分の知識が自分の今後に活かせている人って

多分1人もいないんじゃないですかね…

私は大体1カ月に2冊程度です。もちろん本の内容や仕事の忙しさにもよりますが。

年間でいうとせいぜい25冊程度。これでも十分、読書している方だと思ってます。

 

100冊読んで自己満足するよりも、25冊読んで25冊分をしっかり頭に残しましょう。

そして、自分のこれからに少しでも活かしましょう。

そうでないと読書している自分にも、読まれている本にも可哀想だと思うんです。

 

魚久の行列に並んでみた②

更新がかなり遅くなってしまいました。

前回に続き、魚久の切り落としについて。

 

切り落としパックを開封すると、

こんな感じになってます↓

 

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見づらいかもしれませんが、

粕漬けにされた魚の切り落としが7~8切れ入ってます。

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まずはイカと、

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鱈(たら)あたりを焼いてみます。

ちなみに他には鮭とか鰆(さわら)とかが入ってます。

どうやら大体この4種類のセットのようです。

 

で焼き上がりはこちら↓

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おぉー、美味そう。早速食べてみる。

★★★

これは…

今まで自分が家で作った魚料理の中で、ダントツに一番美味いです!

しかも…

今まで自分が家で作った魚料理の中で、ダントツに一番簡単に調理できます!

(なにしろ焼くだけです。)

 

大人の方で大体3切れ~4切れあれば、十分満足のいく1食になるかと。

約8切れ入って1パック600円だから、1食あたり約250円くらいですかね。

非常にコストパフォーマンスの高い商品だと思います。

 

魚久の店舗は人形町に2店舗、銀座、渋谷、四谷、東砂、平野にあるようです。

営業時間や定休日は各店舗ごとに違うようなので詳細は魚久HPをご覧ください。

 

しかしこれは美味かったなぁ。

また人形町に行くことがあれば、今回のように朝から行って並んでみることにします。

そういやその日はリニューアルした人形町スターバックスにも行ったんだった!

ちょっとうろ覚えですが、そちらはまたの機会にレビュー書いてみます。

 

それでは。

魚久の行列に並んでみた①

リニューアルしたスターバックス人形町店に行ってみる為、

朝早くから人形町へお出かけ。

日比谷線人形町駅を降りるとすぐにすごい行列を発見。

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なんだこれはと思い、行列の先頭を見てみると【魚久】なる文字。

おぉ!これが有名な魚久の切り落としってやつ目当ての行列か!

行列の最後のおばさまに聞いてみた。

「これって今から並んでも買えるものですかね…?」

すると、【魚久の切り落とし販売】なるものについて詳しく次のようにご教示頂いた。

★★★

魚久の切り落としとは?

・この魚久人形町店は大体いつも9:15~9:30に切り落とし整理券が配布される

・これは銀座店やその他店舗とはそれぞれ配布時間が異なるので注意が必要

・整理券をもらってすぐには購入できず、開店する10:00まで待つ必要がある

・整理券は50枚まである

・かといって50人が必ず整理券をもらえるわけではなく、

 一人最大2枚まで受け取れる為、最少人数だと25人で整理券配布は終了する

・しかもほとんどの人が上限の2枚分を受け取る為、毎回25人~30人程度で売り切れる

・従って、行列の25人目以内だと確実。26人~30人目だと多分大丈夫。

 30人以上の並んでいたら諦めた方が良い。という感じなんだとか。

  

★★★

 

私が来たときは大体20人程度の行列。てことは確実に大丈夫!。

と、いうことでおばさまのすぐ後ろに並ぶことにしました。

9:00くらいから並ぶこと約20分、閉まっていたお店のシャッターがゆっくりと開きます。

中から魚久ユニフォームを纏ったおじさまが現れます。

この方が整理券を配っていくわけです。

 

で、ここで驚いたのが先頭に並んでいたみなさん。

2枚の整理券を受け取るやいなやすぐに行列の最後方へダッシュ!

なんとまた行列に並ぶんです。1人1回2枚の整理券。

もう1回並ぶことで3枚目・4枚目をゲットする!って狙いですね。

 

そうまでして買いたい魚久の切り落とし、さぁどれくらい美味いものなのか??

家に帰って食べてみることに。

 

 

★★★

その前に…

そもそも魚久の切り落としって??

お魚の粕漬け専門店、魚久。

通常の商品は粕漬一切れ500円~800円程度で販売されてます。

それらを生産される際に発生する切れ端部分をセットにしたのが、

この【切り落とし】パック。

ひとパックあたり6切れ~8切れが入っているのですが、

そのお値段なんと600円!!通常商品の1切れのお値段なんです。

切れ端なので形は悪いですが、味は通常商品と同じ。なのに安い!ってのが行列の理由。

 

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↑これがその切り落としパック(今回は上限の2パックお買い上げ)

 

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 ↑このパックには7切れ入ってました。

 まずはこの大き目のイカを食べてみることに…

 

★★★

 

調理&食べた感想は次回。

 

 

良い靴を履く、ということ(終わり)

前回前々回に引き続き良い靴を履く、ということについてです。

書き始めると長くなってしまい、結局3記事連続で靴についてのポストになりました…。

一旦、今回で終わりにしようかと思います。

 

さて、CHEANEYのTREADNEEDLEというサイドゴアブーツを購入した私。

そこから2年間、色々買ってしまい現時点で6足、革靴を保有してます…

 

★★★

さぁ、【良い靴を履く】ということで一体どんな変化があったのか?

挙げはじめればキリがないのですが大きく言うと以下の3つに要約されます。

 

①行動力が上がる

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良い靴を履くと、歩きたくなります。外出したくなります。

良い靴を履いただけなのに、なぜだか根拠のない自信が付きます。

この【外に出たくなる】【自信が付く】がいい感じに相乗効果を生み出すと、

仕事でもプライベートでも行動力が断然上がります。

私は営業マンなんですが、靴のおかげで売上が伸びた!とはさすがに言いません。

でも、靴のおかげで訪問頻度は増えたと思うし(外に出たい)、

商談内容のクオリティも上がった(自信が付いた)と感じています。

 

②意外と人に見られていたことが分かる

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やはり分かる人は分かってるということ。

会社のとある上司、とある取引先担当者、とある飲み会でご一緒した女性、

そんな大人数ではないですが、たまに靴に対してポジティブなコメントを頂きます。

この声をかけてくれる方々に共通するのは、

私自身が素敵な方だなぁと感じていた人たちだということ。

自分も良い靴を履いてみてから、

他人の履いている靴はもちろん、スーツ、シャツ、腕時計、髪型まで、

以前とは比較にならない程、意識するようになりました。

彼らはしっかりと見てます。

今まで自分の知らない所で恥ずかしい思いをしていたんだということを痛感しました。

 

③付き合う相手が変わる

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これは上記の①と②が相乗効果を生み出した結論になります。

内にこもらず外に出て、自信を持って誰かとコミュニケーションを取れるようになる。

自分が尊敬するような人たちに少しずつ認めてもらえるようになる。

これらをずっと続けていく内に、

ふと気付くと自分の周りが少し変わっていることに気づきました。

あれ?俺、以前より楽しい。なんか充実している。

人って自分一人だけでは充実感とか幸福感ってあんまり実感できないと思うんです。

自分が尊敬するような人たちと少しづつ距離感が近くなる。

そして一緒に仕事をしたり、プライベートを楽しんだりする。

そんなに劇的な変化なんかじゃなくて、なんとなく毎日いい感じだ、

と感じるようになる。

 

これって多分気付かない人もいるんじゃないかって程に、かすかな変化です。

良い本を読んだり、良い映画を見たら「あー、なんかいい気分。今週は頑張れそうだ」

って感じる時ってみんなあると思うんです。

この靴の話もそんなレベルの感覚だと思います。

でも靴の良いところはそれが常態化することです。

靴を履かない日なんてないんですから。

毎日そういう気持ちで過ごせたら、それってすごく素敵なことだと思います。

 

良い靴を履く、ってのはそういうことかな。と思います。

おわり。

 

 

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

 

 

良い靴を履く、ということ(続き)

先日の記事【良い靴を履く、ということ】の続きです。

 

騙されたと思ってとりあえず1足買ってみるか!

もうすぐ入る冬のボーナス、特に使い道を考えてなかった私はそう思うことに。

 

さて、じゃあ何を買えばいいんだ??

そもそも革靴ってどんな種類があって、どれくらいの値段がするものなんだ??

今まで真剣に考えたこともなかった私にとって、本当にゼロからのスタートでした。

 

何でも形から入る性分な私は、ひとまず革靴の入門書を読むことにしました。

そこで購入したのがこちら。

 

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで

 

 

この本、非常に良書です。

まさに私のような革靴をイチから学びたい人にとって、

基本的な基礎知識がしっかりと掲載されていて勉強になる本でした。

 

・そもそも人間の脚の構造とは?

・靴の果たす役割とは?

・革靴の構造・製法とは?

製法の違いに伴う靴の特徴の違いとは?

・靴の選び方は?

・お手入れの仕方とは?

・靴の種類とそれぞれに適した使用シーンとは?

・生産国別の靴の特徴とは?

・素材である革の種類とその特徴とは?

 

等々、今まで知らなかったことだらけの知識がどんどん入ってきます。

言うなればこの本は革靴の教科書、です。

 

これである程度の知識も頭に入った。価格相場も大体理解した。

やはりまずは定番中の定番【黒のストレートチップ】を買うべきか…

その中でも人気のある【クロケット&ジョーンズのオードリー】

ちなみにオードリーはこんなのです。↓

 

 

 

かっこいいなぁ…。どうすっかなぁ…。

とか色々考えながら1カ月ほど悶々としておりました。

 

 

ここで大事なのは、【検討して悩むこと】だと思っています。

このタイミングでどれだけ自分の頭の中で反芻するかによって、

購入後の愛着感、その靴への思い入れが大きく変わってくると思うので。

 

で、最初の1足として私が選んだのがこちら、

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CHEANEY(チーニー)のTHREADNEEDLE(スレッドニードル)という靴です。

 

黒のストレートチップじゃない!

そうなんです。この形、サイドゴアブーツと呼ばれる靴です。

サイド(横)にゴア(ゴム布)のあるブーツということでサイドゴアブーツ。

 

なぜ定番の黒のストレートチップではなく、これを選択したか?

もうこれはこの形に惚れたから。それ意外に理由がありませんでした。

『紳士靴を嗜む』を何度も読み、いろんなお店を巡っていたある日、

ある靴に出会いました。

 

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)の705という靴です。

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これに惚れました。一目惚れでした。

もう絶対これだ!これを買う!

ついさっき、検討して悩むのが大事とか書きましたが、

この瞬間はもうそんな落ち着いた考えは頭にありませんでした。

 

しかし、お値段なんと12万円!!高すぎる!

おいおい、本当にいいのか?

最初の1足に本当にこれでいいのか?

こんなの買っちゃったら、近い将来、次の靴を買おうってなった時、

これよりさらに良い靴を欲しがっちゃうんじゃないか??

等々、ここからさらに1カ月ほど悩みます。

 

結局、やっと靴を買ったのはボーナスもらってから2か月後でした。

同じサイドゴアブーツで価格も手ごろ(と言っても6万円低度)、

デザインも気に入ったのが上記のCHEANEYだった。というわけです。

 

さぁ、ついに【良い靴】を手に入れた!

良い靴を履くことで何か変化はあったのか??

 

⇒続きはまた次回にします。