良い靴を履く、ということ(終わり)
前回・前々回に引き続き良い靴を履く、ということについてです。
書き始めると長くなってしまい、結局3記事連続で靴についてのポストになりました…。
一旦、今回で終わりにしようかと思います。
さて、CHEANEYのTREADNEEDLEというサイドゴアブーツを購入した私。
そこから2年間、色々買ってしまい現時点で6足、革靴を保有してます…
★★★
さぁ、【良い靴を履く】ということで一体どんな変化があったのか?
挙げはじめればキリがないのですが大きく言うと以下の3つに要約されます。
①行動力が上がる
良い靴を履くと、歩きたくなります。外出したくなります。
良い靴を履いただけなのに、なぜだか根拠のない自信が付きます。
この【外に出たくなる】【自信が付く】がいい感じに相乗効果を生み出すと、
仕事でもプライベートでも行動力が断然上がります。
私は営業マンなんですが、靴のおかげで売上が伸びた!とはさすがに言いません。
でも、靴のおかげで訪問頻度は増えたと思うし(外に出たい)、
商談内容のクオリティも上がった(自信が付いた)と感じています。
②意外と人に見られていたことが分かる
やはり分かる人は分かってるということ。
会社のとある上司、とある取引先担当者、とある飲み会でご一緒した女性、
そんな大人数ではないですが、たまに靴に対してポジティブなコメントを頂きます。
この声をかけてくれる方々に共通するのは、
私自身が素敵な方だなぁと感じていた人たちだということ。
自分も良い靴を履いてみてから、
他人の履いている靴はもちろん、スーツ、シャツ、腕時計、髪型まで、
以前とは比較にならない程、意識するようになりました。
彼らはしっかりと見てます。
今まで自分の知らない所で恥ずかしい思いをしていたんだということを痛感しました。
③付き合う相手が変わる
これは上記の①と②が相乗効果を生み出した結論になります。
内にこもらず外に出て、自信を持って誰かとコミュニケーションを取れるようになる。
自分が尊敬するような人たちに少しずつ認めてもらえるようになる。
これらをずっと続けていく内に、
ふと気付くと自分の周りが少し変わっていることに気づきました。
あれ?俺、以前より楽しい。なんか充実している。
人って自分一人だけでは充実感とか幸福感ってあんまり実感できないと思うんです。
自分が尊敬するような人たちと少しづつ距離感が近くなる。
そして一緒に仕事をしたり、プライベートを楽しんだりする。
そんなに劇的な変化なんかじゃなくて、なんとなく毎日いい感じだ、
と感じるようになる。
これって多分気付かない人もいるんじゃないかって程に、かすかな変化です。
良い本を読んだり、良い映画を見たら「あー、なんかいい気分。今週は頑張れそうだ」
って感じる時ってみんなあると思うんです。
この靴の話もそんなレベルの感覚だと思います。
でも靴の良いところはそれが常態化することです。
靴を履かない日なんてないんですから。
毎日そういう気持ちで過ごせたら、それってすごく素敵なことだと思います。
良い靴を履く、ってのはそういうことかな。と思います。
おわり。